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恐怖の北尾根、そしてピークへ【OSJ新城32K】レポ3

2012年03月26日 14:47

OSJ新城トレイル32K、しつこく続きます~ レポ1 レポ2


西尾根から北尾根へのトラバースにて。

一人ぼっちなのはまったく気にならないが、

(むしろトレイルを独り占めできて快適だが・笑)

自分が最終ランナーかも?と思うとちょっぴり気が焦る。

ここは数少ない走れるポイント。がんばって走る。

半分ほど進んだ緩やかな下りで、先ほど声をかけてくださった先行ランナーさんに追いついた。



「お先にどうぞ」

「あ。すみません、ありがとうございます」

「僕、上りはいいんですけど下り苦手なんです」

「私と逆ですね。ではお先に失礼します。でももうすぐ北尾根のガッツリ登りがあるんで、またすぐ追いつかれるかも 笑」



と、譲っていただき先へ。

13:03 ほどなくして北尾根の取りつきへ到着。

うへぇ~、いつ見ても立派な登り。

しかし、ここでさらに数人の先行者の姿が見えた。

ああよかった。



普段、登山でもトレランでも一人なのは気にならないが、今日は気になって仕方ない。

たとえゴールの制限時間に間に合わなくても、自分は構わない。

真っ暗になったって、ヘッデンをつけて気を付けて下りればいいこと。

だけど、もしみんなゴールしてしまっていて、私だけだったら。

私一人のためだけに、主催者側に迷惑をかけるのは申し訳ない。



スタート前は、制限時間に間に合わなくったっていいや、

とにかく最後まで行けさえすれば最終ランナーだっていいや、と思っていたが、

それが現実味を帯びてくると、最終ランナーはやっぱりイヤだ、と急に思い始めた。

寒い中待っていてくれるであろう仲間の事も考えると、

できるだけ早く先へ進みたかった。



よし、あの人たちにがんばって追いつくぞ!

え~、登り不得意な私が?無理!

と心の中で葛藤しながらも、とにかく一歩一歩登る。登る。登る。

追いつかなくても、離されないように、がんばってついていくぞ!



北尾根は、えげつない尾根だ。

目の前の小ピークを登り切ったかと思うと、また次の小ピークが現れる。

とにかくあそこまではがんばろう、と思って再び登りきると、

また目の前に次の小ピークがへばりついている。

そんなことを何回も繰りかえすたびに、だんだん心が折れてくる。

コースの中盤で、まだ半分しか来ていないのに、

こんなペースであと半分行けるのか?

と、メンタルがやられてしまう場所だ。


でも、私はコースを知っている。

この北尾根、そして続く宇連山を登ってしまえば、あとは何となかる!

ここが頑張りどころ!頑張れ私!

そう自分に言い聞かせると、なんだかものすごく元気が湧いてきた。

とても走れるところではないので、時折立ち止って息を整えながら、

でもあきらめずに、一歩一歩進む。



すると、ゆっくりだけれど先行者たちの姿が大きくなってきた。

後姿が辛そうだ。みんな苦しんでいるんだな。

やがて追いついてみると、一人は男性。もう一人は、

前半の東尾根で抜きつ抜かれつほぼ同じペースで進んでいた、

山ガール風の女性だった。


「こんにちは」

「・・・こんにちは」

消え入りそうな声の返事。だいぶ疲れているようだ。

「CPまだですかね?」

「うーん、あと30分くらいですね」

「・・・・制限時間間に合いますかね」

「わからないけれど、私はがんばります!絶対最後まで行きたいので。がんばりましょ!」

って私、いつのまにか、励ます側になってるし!?

「もう私、メンタル面が、もたないかも。。。」

「今が一番きついところですよ!ここ越えたらあと楽だから!一緒にがんばりましょう!」


とにかく、がんばってほしかった。

なぜならば、ここが一番辛い所だから。

ここで負けたら、新城に負けたことになっちゃうよ!?

宇連山までは行こうよ!私は絶対に行ってやる!



彼女を励ますつもりで、私、自分を励ましてたのかも。

そんな調子で、コース中一番ハードな北尾根は、心を強く持って登りきることができた。



13:43 エイド通過 予定通りきっちり40分で北尾根を登り切った。

途中抜いてきた山ガの彼女と男性も、どうかあきらめずに来てくれますように。

さて、ここから再び少しだけ対面通行だ。

もう棚山を回ってきたランナーさんたちがどんどん下りてくる。

今回は特例「下り優先」ルールなので、そのたびに脇に避ける。

中には、ジェントルマンな外人さんと

「ドウゾ~」

「いえ、どうぞ」

「ヤマデハノボリユウセンダヨ~!笑」

なんて譲り合いにもなったり(笑



途中からは対面通行が終わり、また一人旅へ。

・・・と、後ろからあの人が!

北尾根手前のトラバースで、下りが苦手と言っていた男性。

あの北尾根で、いつ抜かされるかと何度も振り返ったが、

まったく姿が見えていなかったが、ここに来てぐんぐん登ってきた。

すごーい!登りが得意ってうらやましい!!

ここは迷わず私がお譲りして、先に行っていただく。



14:15宇連山 到着!ああ~遅い(><)

予想外に時間がかかってしまった。

でも腹ペコあおむしなので、一旦リュックを降ろして小休憩。

ちいちゃなクリームパンをほおばる。

山頂は寒い。でもここにも監視員の姿。

こんな寒い所で、ずぅっと待機してくださっていて、ありがとうございます。





宇連山をクリアして、さあ、次は棚山へ!






続く(しつこいw)




p.s. お気づきかとは思いますが、
途中から写真を撮る気力が無くて、写真レスなブログになってます。すみましぇん。

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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: 写真

    マッコルさん

    え?マッコロさんになってますよ??(@_@;)

    > 「撮る暇あったら走れ!」です

    その通りなんです。
    ゆっくりしか進めないから、余計に無駄な時間は使いたくなくて。
    最初こそ渋滞の時間を利用したり、撮ってる余裕もあったんですけどね。
    レポいい加減終わらなくちゃ~ですね 笑

  2. マッコロ | URL | mQop/nM.

    写真

    そりゃ、あのコースで撮ってる余裕ないですって。
    「撮る暇あったら走れ!」ですよ。(^▽^)

    『はらぺこあおむし』懐かしいなぁ。
    って、変なとこに食い付いてすいません。(o_ _)o

    レポはあと2回ぐらい楽しませてもらえそうかな?
    棚山、意外と手強くてドラマありそうですし。(`ー´)イヒヒ

  3. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: タイトルなし

    きょこさん

    長文を読んでいただき感謝です☆
    なんと、しょっちゅう来てたとな!
    どんだけ行動範囲広いんですか!
    しかも一位の方、大学の先輩とはー!
    世間は狭いですね。
    きょこさんも良かったらOSJ出て下さいね、
    私には厳しいコースですが、
    きょこさん体力あるしハセツネも完走してるから
    きっと楽しめると思います!

  4. きょこ | URL | nEZ6Tck6

    Mikiさん、レースお疲れ様ですm(._.)m
    すごい臨場感ですね!手に力が入ってしまいますよ~。
    ついついどんなコースなのかとOSJのサイトを見に行ってしまいました。

    そしたら今さら気付いたことが。。。
    このエリア、昔、競技や練習でしょっちゅう行ってたエリアでした!
    そういわれてみれば、写真の山の雰囲気が懐かしいような気がしてきました(笑)

    それからリザルトをちらっと見たら、女子優勝者が大学の先輩でした。
    私が1年の時にOG1年目で、部のコーチしてもらってた方で、
    トレランは畑違いですが、世間は狭いと思いました^_^;

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