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試練の棚山 【OSJ新城32K】 レポ4

2012年03月28日 09:22

OSJ新城32Kのレポの続きです。 レポ1 レポ2 レポ3



20120318_152857tanayama.jpg
棚山高原 復路


レポ3で書くのを忘れていたが、

宇連山の手前でまた御一方のリタイアを見た。

先に行ったはずの年配男性が逆走してきた。あれっ?

「なんか、聞いたらまだ先がだいぶあるっていうから、やめるわ~」

ガーン(>_<)

(怪我でもないみたいなのに、何故~!みんながんばって行こうよ~!)

なんか淋しくなる。



14:20 宇連山山頂休憩は5分で撤収。いざ棚山へ!

宇連山を出てからの下りははぬかるみがひどく、走れるはずの道も走れなかったが、

それでもなんとか山の中を抜け出して、砂利道へ。走れメロス私!



再び例の登りの得意な男性が歩いていたので、あいさつして追い抜く。

「棚山の後半は登りがあるから、またきっと追いつかれると思いますけどね~」

追いつかれたかったのかもしれない。

もうリタイアは見たくない。どっちが先でもいいから、

みんなゴールしよ!そう思っていた。



砂利道部分は 登りもがんばってなるべく走ったが、

すでに疲れ切っている足ではのろのろとしか走れない。

(あ~今もし死んで生まれ変わったら私、カタツムリだな)

走ってるときって変なこと考えますよね




15:15 棚山エイド通過 

がんばって走った割に、時間が節約できてない。。。

クリームパンは意外に腹持ちが悪かったので、ここで再び小休止。

ミニおにぎりをほおばる。4分だけ休憩して、出発。




例のの彼を抜いてから、前にも後ろにも誰もいない一人旅。

だいぶ寒くなってきていたが、ここから登りが多くなるのでジャケットは着なかった。

最後のひと踏ん張り。

と、前から男性が歩いてきた。

こんな時間に登山者???

と思いきや、監視員のようだ。

「頑張ってください~」と、だいぶ手前から道を譲ってくれた。

「す、すいません。ありがとうございます」

この人たちは、私のような遅い選手が安全にゴールするまで見届けなくてはならない。

迷惑かけてごめんなさい(>_<)なるべく早く行かなくちゃ



棚山の往路は下り基調の途中から砂利道。なんとか走れるコースだ。

しかし復路は上り基調、北尾根ほどではないが、細かいピークを

何度も繰り返さなくてはならない。

すでに上りは、テン泊装備並みののろのろスピードでしか歩けなかった。

下りで挽回し走ろうと思うも、思うようには走れなかった。

とにかくこの山の中で転倒&怪我というのは避けたかったので、

疲労度MAXながらも、細心の注意を払って進む。

時折、あの彼が追いついてくるかな?と思い、後ろを振り返ってみるが、

なかなか姿は見えなかった。

棚山はゴール地点から見て最深部。

彼、こんな山の中でリタイアしていないといいけど・・・




しばらくして再び、前から二人目の監視員とおぼしき男性。

「大丈夫ですか」

「あ、はい。大丈夫ですありがとうございます」

すると、今度は無線で話し始めた。

「こちら、ゼッケンナンバー●△×の女性、発見」

えー!ちょい待ち、私、捜索対象???

私、遭難してませんよ!ただ遅いだけです・・・




その後、監視員は無線で本部と連絡を取りながら、

私と同行してくださることになった。

本部との無線のやり取りを聞いていると、話はこうだ:

まず、私の後ろにあと2人、レースを続行している人がいるらしいこと。

先にすれ違った監視員の方が、私の後ろの選手に同行している様子。

一番最後の方にも、別の監視員が同行しているようだった。

(ああよかった、どちらかはあの上りの得意な彼に違いない!)

そう思うとちょっとほっとした。

と同時に、北尾根で励ましてきた、山ガの彼女と男性・・・

やはりリタイアしてしまったのだろうか?と心配になった。



監視員さん、無線で本部と連絡を取りながら、私に

「おなかすいてない?食糧まだある?アメあるけど食べる?」

などと細やかに気を使ってくださり、

かつ私のペースに合わせてぴったりついてきてくれる。

これって・・・なんだか、お供を従えた大名登山状態。

ある意味、なんてぜいたくな!(不謹慎ですみません

それにしても、監視員さん、タフである。




さらに、無線でのやりとりを聞いていると、

他に負傷男性が私より先に一人いたが、ゴールしたかリタイアしたか不明。→捜索中

他に所在不明の選手が二人。レースコース上のどこにもいないらしい。→捜索中

遭難していないか?遭難していたら捜索しなくてはならない。

そのために、700人を超える選手全員の安否をチェックしているのだ。

なんて大変な作業。。。

頭ではわかっていたけれど、その様子を目の当たりにしてみると、

改めて、トレランの大会運営の大変さが身に染みて理解できた。

と同時に、ものすごい感謝の念が湧きあがってきた。



結局、その後の無線のやりとりで、負傷男性は最後のエイドにいることがわかった。

所在不明の二人の選手については、本部が本人の携帯に連絡してみたら、

途中でリタイアして、もう車で帰っている途中(!)とのことで、遭難ではなかった。

連絡の行き違いなのか?

それとも、あきらめて勝手に下山して帰ってしまったのか?

もし後者なら、そのために多くの監視員が山の中を駆けずり回って探していたのだから

迷惑はなはだしい。

リタイアするときは、ちゃんと「リタイア宣言」しましょう 




さて、私の方はというと。

棚山の小ピークの連続に打ちのめされていた。

気持ち的にはゴールへ向かっていたのだが、身体がついてこない。

途中で飲みかけのVESPAを思いだし、喉に流し込む。

身体がカァ~っと熱くなってくるのがわかる。少しパワーが出た。

棚山は1度しか試走していないので、

あそこを登ったら分岐のはず!と何度か騙され、そのたびに力が抜ける。

もう時間がない。どうしよう。

下ではもうトップランナーはとっくにゴールしていて、

表彰式も終わっている時間。

私のゴールは何時になるのだろう。

この監視員さんにもこれ以上迷惑はかけられない。

気丈に振る舞った。

早く来い、分岐!!





続く




本当はこの日記でゴールまで書くつもりだったんだけど(汗

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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: 読みながら

    マッコルさん

    叫んでいただきありがとうございます(笑
    moeさんとひめこさんの話では、
    ウィメンズで見かけたマッコルさんは
    コロコロだったなんて言ってませんでしたよw

    トレイルにしろロードにしろ、
    ストイックさ=Mにつながる気がするのは
    私だけでしょうか。。。

  2. マッコロ | URL | mQop/nM.

    読みながら

    「がんばれー、急げ!」って叫んじゃいましたよ。
    棚山の疑似山頂(?)の繰り返しはホントに萎えますよねぇ。
    あそこをコースに選んだ人は、ニヤニヤしながら地図に線を引いてたはずです。
    ドSかドMのどっちなのかはわかりませんけど・・・。( -_-)

    あっ、名前、太ってコロコロしてきたので「マッコロ」なんですよ。
    ちなみにその先の「デブッコロ」っていうのもいます。σ(^_^;)

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