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北岳テント泊 【3日目】下山 暴風雨から快晴

2013年07月24日 07:32

下山の前日、夜に向かって天候が崩れていった。

今日は、その夜のおはなしから・・・


マイテントは右のガスの中
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夕暮れの甲斐駒
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富士とマイテント
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1日目のおはなし
2日目のおはなし
【2日目の午後】

北岳山荘へのお散歩から帰ってきた午後、

またもテント内でお昼寝。

気まま山行である。

お昼頃には晴れ間も見えていた北岳の肩であったが、

夕方、目を覚ましてみると、

雲がモクモクとわいていた。風も強い。

夕食の準備をしていると、他のテントから

「先ほどは雷の音が聞こえていた」などと会話が聞こえてきた。

えーっ、雷!

今までの数少ない経験から言っても、一番怖いのは雷だ。

特にこんな稜線のテン場では、逃げようがない。

しかしラッキーなことに、その後雷は鳴らなかった。


その代わり、夕食を終えて眠りに着くころには、

叩くような豪雨が降り始めた。

テン泊で雨の経験はあるけれど、ここまでの雨は・・・

加えて風もさらに強まってくる。暴風雨。

ポールがたわみ、ぶらさげてあるライトがぐわんぐわんと揺れる。

時折ぶわりと突風が吹いて、テントの底を持ち上げる。

寝袋に入ったまま、思わず大の字に踏ん張ってみる。

まあそうしたところで体重は変わらないんだけど。

フライはしっかりペグダウンしたし、

重石も載せてあるので大丈夫かなと思ったが、

浸水とポールが折れないかが心配で、寝つけなかった。

そんな状態が数時間ほども続いたあと、ようやく風が止んだ。

うとうととし始めると、時折また突風が吹いたり、

雨足が強まったりして、目が覚めてしまう。

全く、昼寝をしておいて正解だった。

最も、昼寝をしていなかったら、この状況下でも

昨晩のようにぐっすり寝られたのかもしれないけれど。

結局、夜中の3時ごろまで悶々としていたように思う。

その後ようやく少し眠ることができた。




【3日目】 

翌朝、雨は小康状態になっていた。

ご来光は拝めそうにないので、テントの中で簡単な朝食。

テント内をチェックしてみると、一方の隅が少し湿っていた程度。

これはおそらく結露であり、浸水は免れたようである。

ペラペラの布地を2枚重ねただけのものが、

あれだけの雨からの濡れを防ぐなんて。

改めて、テントってすごいなぁ~。



雨が止んだ隙にテントを撤収。

ざぁざぁ降られながらの撤収はかなりきついので(北沢峠で経験済)、

止んでくれていてよかった。

P7150097.jpg

出発前にトイレに寄るために稜線へ出ると、

再び風雨が強くなってきたので、合羽の上下を着込む。

写真も撮れそうにないので、一眼レフもコンデジもザックの中へ。

お天気がもう少しよければ、帰路は右俣ではなく

草すべりを下りて白根御池小屋に寄ってみたいと思っていた。

しかしこの悪天候では、来た道を戻る方が安全か。

今回はことごとくついてないなぁ。でも仕方ない。



【AM 7:30 すべての支度を整えて、下山開始】 


稜線はもの凄い風であった。体感で風速20m越え。

重量のあるザックが煽られて飛ばされそうになるので、

時折耐風姿勢をとって凌ぐ。

このレベルは2年前のGWの雄山(立山)以来だ。(※記事未掲載)


雄山の時よりましなのは、下が氷じゃないこと。

あのときは下がガチガチの蒼氷でピッケルが刺さりづらくて、

風で煽られずるずる滑る身体を、アイゼンの歯を突き刺して耐えたっけ。

山で初めて「命の危険」というものを感じた経験だった。

(今思い返せば、初心者がそんなところに行って遭難レベルだ。汗)


今回は夏山だからそこまでのことはないけれど、

それでも風は風。早く稜線を抜けたい、と先を急ぐ。

と、前のパーティにおいつく。

ひとりのザックカバーが飛ばされて、半分取れかかっている。

どうやら留めていなかったようだった。

彼は今回の山行で、

「ザックカバーはただ被せるだけではダメだ」ということを学んだ筈。



【暴風雨から快晴へ】



小太郎尾根手前の岩まで来ると、なんと。

この強風がガスを吹き飛ばしてくれたおかげで、

すっきり晴れてきたではないか。

ここで、ようやくザックからカメラを取り出す。
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岩場を終えたところで、雨具を脱ぐ皆さん
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この小ピークの向こうは暴風雨だなんて、誰も想像できない
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お向かいのお地蔵さんは、少しガスが残っていた
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小太郎尾根分岐が見えてきた
P7150110.jpg

空を見ると天候は安定していそうだし、

下界はきっと晴れで暑くなるだろうと予測。

あきらめていた白根御池小屋立ち寄りプランに再度変更。

ガンガン下りて行く
DSC_6912_20130724022435.jpg

途中、右俣との分岐を折れて草すべりコースに入るのだが

「草すべり」なんて言うからには、

段ボールしいて滑れちゃいそうな青々とした斜面を

九十九折に下りて行くのかな?などと想像していたら

ぜーんぜん違った(爆)

そもそも分岐あたりが森林限界なので、

木々の中の岩や根のごつごつ道を延々と下る感じ。

お花も期待したほどは無かった。


林から抜け出た、と思ったら池が見えた。
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【AM 9:40 大休憩】

白根御池とうちゃーく。
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新しくて綺麗な小屋。
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ここで私は痛恨のミスを犯してしまう。


それは、




注文したソフトがバニラだったこと(爆)

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桃とバニラ、と言われ別にバニラでいいや、と気軽に注文したのだけれど

桃は限定だということをおともだちのブログで読んで、下山後に激しく後悔。


どれくらい悔しいかっていうと、


間ノ岳に行けなかったことと同レベル(笑)


食べ物の恨みは根強いのである。


白根御池小屋はランチメニューも豊富。
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「冷やしめかぶうどん」に非常に心奪われた(が、おとなしく自炊ラーメンを食す)

だいぶ目線が高くなってしまった鳳凰三山を眺めながらのコーヒータイム
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今回は軽量化のためミルは持参せず。
(家を出る直前に豆を挽いて、粉で持ってきていた)

白根御池小屋は水が豊富で、しかも美味しい!

このお水で淹れたコーヒーは、余計に美味しく感じられた。

さすが南アルプス天然水♪



【お水の話】


北岳稜線のテン場、肩の小屋は雨水。

滅菌済で有料で分けてもらえるので、試してみたが

とても飲める味ではなかった(>_<)

お料理に使うなら、濃い味付けにすればいいのだろうけれど、

飲み水としては煮沸しても、私には無理だった。


一方、北岳山荘は300m下からくみ上げているという。

こちらも試してみたが(有料)、普通に飲める味。

ただ、すごく美味しいというわけではない。


やはり一番美味しかったのは、白根御池小屋。

しかも無料

立地的に立ち寄るのに躊躇するが、時間があればぜひ立ち寄って

ここの美味しいお水でゆっくりコーヒーを淹れるのは

おススメです♪




さて、1時間以上も小屋でのんびりしたあとは

バスの時間もあるし、最後のひとふんばり
DSC_6930.jpg

最初のうちは登り返しもあったりして、なかなかハード

途中からは九十九折の激下りが延々と続き、またまたハード

時折登ってくるハイカーさんたちとすれ違うが、

皆さん汗だく

大樺沢じゃなくこちらを選択する勇気に、心の中で賞賛

私はこのルートは登りに使いたくないなー

それとも、案外登れちゃうものなの?どうなの?

などと考えながら、長い長い下りがなだらかになってきたとき

ようやく沢の音が聞こえ始めたら、下山はもう間近。




【PM 1:00 下山】

下山開始から5時間半、ようやく広河原山荘到着

1時間半近く白根御池小屋にいたけどね(笑)



広河原山荘の入り口前に魅惑的な看板が

DSC_6940_20130724022543.jpg


どひゃー!おいしそう♪ 
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今回の山行、一番のご褒美。
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あと3個ぐらいいけそうだったけど我慢(笑)



色々あったけれど、怪我無く終了できたことに感謝♪




おしまい★






ん?



北岳に登っているのに、「アレ」の写真がない、ですって?






それは、また次回に・・・





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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    devilmanさん

    大樺沢~右俣、草すべりとの分岐までとテン場が混んでましたねー
    その上&稜線歩きの時は気にならなかったです。

    富士山の世界遺産登録の波及効果ですよね、きっと。
    今年は北より富士山が見える南でしょ!みたいな。
    逆に北アルプスが今年の夏はいいかもしれませんね!

    > おまけに、各誌が南アルプスの特集なんか組んで・・

    私2誌買ってます(笑)

  2. Miki@宵の明星 | URL | -

    しげちゃん

    あっ5合目コースなんですね!
    いよいよ明日ですね!
    楽しんできてくださいね☆
    そしてご無事で~~~(^o^)丿

  3. devilman | URL | -

    びっくり

    去年あたりからうすうす思っていましたが、この混み方は半端ないですね。
    ちょっと勘弁、です。
    おまけに、各誌が南アルプスの特集なんか組んで・・
    当分いけませんね。
    まあ、いいかっ。

    また富士見平にいらしてくださいね。

  4. しげちゃん | URL | A6UEM/Vk

    参考になりました

    仲間は山頂コースを走りますが私は5合目なので合わせて標高5000mちょいですね!!

    北岳はトレランです♪
    察しの通り日帰りピストンですよ〜

    好天になるといいのですが。。。
    ともかく楽しんできます(^^)

  5. Miki@宵の明星 | URL | -

    しげちゃん

    コメントありがとうございます☆

    えーっ富士登山競走の翌日に北岳ですか!!(@▼@;)
    合わせて標高7000m近くありますよ! >合わせてどうする(笑)
    トレランでしょうか?
    書くのを忘れましたが、2日目に山頂付近でおひとりだけ、
    トレランの方にお会いしましたよ♪
    思わず「頑張ってくださいね」とお声かけさせていただきました。
    白根御池小屋に寄るということは縦走でなくピストンですね。
    桃ソフト、堪能してきてくださいね、私の分まで(笑
    三角点での山頂ヨガ写真、楽しみにしてますね☆

  6. しげちゃん | URL | A6UEM/Vk

    参考になりました

    Mikiさん、お久しぶりです♪

    富士登山競走を走った翌日の27日に北岳に初めて行く予定なんですよ!!
    とてもタイムリーな記事だったので非常に参考になりました♪

    ソフトは桃を食べてきますよ〜
    良い情報ありがとうございます(笑)

    それと三角点でヨガもやってこようかな
    ズッコケないように気をつけます(^^)

  7. Miki@宵の明星 | URL | -

    momoさん

    ね!美味しいお水~~☆
    山頂の雨水の後だったから余計に美味しく感じて、
    ごくごく飲んじゃった。

    か、果肉入り???・・・あぅ・・・
    これはきっと、もう一回北岳登っとけって暗示かも?笑

    山梨は桃、結構あちこちで売ってますよね!
    芦安Pとかコンビニにもおいてたし。
    汗かいた後のフルーツは絶品ヽ(^o^)丿

  8. momo | URL | mQop/nM.

    白根御池のお水おいしいよね〜。ほんとに感動したよ!!冷たかったし!!顔を洗ったらすっごいきもちよかった〜。

    あっ。バニラたべちゃったの??白桃は果肉が入ってておいしかったよぉー。これ、限定なんだ〜。^ー^そしたら、秋になったら別の味が楽しめるのかな??

    あー。広河原小屋に桃が売ってたの??しまった〜〜〜〜〜。食べたかった....

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