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剱岳前哨戦。剱沢へ【剱岳】day1

2013年08月26日 23:56

山クイズにコメントくださったみなさん、ありがとうございます。

C360_2013-08-16-14-38-14-141.jpg
剱沢にて。


「目の前に剱岳を見られただけで満足」


この写真を撮った時にはそう思っていたのですけれど。


登ってきました。


=====山メモ=====

日程:2013年08月16日(金)~18日(日)

地域:北アルプス 剱岳

天候:1日目…快晴/夕方曇り 2日目…快晴 3日目…霧のち晴れ

スタイル:テント泊(約17㎏)

同行者:1人

ルート:
1日目 立山駅~室堂~雷鳥沢~雷鳥坂~剣御前小屋~剣沢(テント泊)
2日目 剣沢~剱岳ピストン、剣沢(テント泊)
3日目 剣沢~別山~富士の折立~大汝~雄山~一の越~室堂

テント場情報:500円/一人、飲み水豊富(無料)、トイレあり(100円)

==============

立山に入るには、長野側の扇沢か富山側の立山駅からになる。

東海地方からの場合、距離的には扇沢の方が近いのだけれども、

乗継の手間とタイムロスが痛いし、金額も倍近く違ってくる。

立山でのBCスキーを愛す山友に薦めてもらった富山側からのアプローチは、

乗継が少なくて楽。

東海北陸自動車道を使えば4時間かからずに着けるということも

前回の山行(ブログ未掲載)で実証済み。

というわけで、今回も立山側から入山することに。



AM5:15 第二駐車場には空きが十分あり、スムーズに駐車。

急いで支度をして立山駅に向かうと、すでに切符を求める行列が。

あちゃー。始発には乗れないかも?
C360_2013-08-16-05-27-24-913_org.jpg

結局、始発(6:00)の一つあとの6:10発のケーブルカーに乗ることができた。

7分で美女平着。高原バスに乗り替え、ここから小一時間。

10㎏以上のパックは300円の超過料金を払ってバスのトランクに積んでもらう。

この10㎏以上というのは自己申告で、一応スケールも用意されているが

実際に載せる人はあまりいない。

(払わない場合、荷物は車内持ち込み&膝の上で1時間苦しい思いをする。)

今回はベースキャンプまで歩く距離が短いので、

歩荷訓練も兼ねて、パックはまさかの17㎏(自己最高)。

量るまでもなく300円を支払う。


シートは、景色を楽しみたい向きには左側、睡眠に充てたい場合は右側の席が定石。

ミーハーな私は当然左側へ(笑)

景色と行っても、立山杉と称名滝が見られるくらいなんだけど。



バスに揺られること1時間、

AM7:30頃 室堂ターミナル着。

このボードの横に登山届があるので、提出。
DSC_7600.jpg
必要な水分量の計算が面白い。

えー、私いつもこんなに飲まないんだけど?


続いて最近の事故をチェック。

前剱と雷鳥坂での事故が多いようだ。気を引き締めて行こう。


DSC_7601.jpg
出発前、名水100選にも選出されている立山玉殿の湧水を汲む。



AM8:10 まずは雷鳥沢を目指す。
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右の山なみの奥、剱岳がちらりと見えていて、思わずぶるるっと武者ぶるい。


目の前には奥大日岳、大日岳が美しく佇む
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歩き始めてすぐに出会ったのがタテヤマアザミ。
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うつむいて恥ずかしそうに咲いていた

続いて、オオハナウド
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大輪の花序を縁取るレースのような花びらがゴージャス。


これは?たぶん、初めて見たお花。
DSC_7615.jpg
図鑑で名前を見つけられず・・・


足元に咲く花についつい足止めを食らい、なかなか前へ進めない。

振り返れば、立山三山のシルエット。
DSC_7620.jpg
ぐるりと見渡してみると、唯一(唯三?)の3000m峰である立山は、

やはり頭一つ飛びぬけて高く、威厳がある。


異彩を放つ、血の池は鉄分の色。
DSC_7623.jpg


剱岳をめざすのであろう、ヘルメット持参の登山者
DSC_7622.jpg

この辺りの道は、ハイカー、クライマー、そして観光客が混在していて面白い。

室堂ターミナルでは観光客に負けていた登山者の数も、

室堂から離れていくに従って比率が増えていく。

雷鳥沢のテント場に着くころには、ほぼ登山者100%になる。

DSC_7627.jpg
手前から雷鳥沢テン場を見下ろす。ここで泊まりなら楽なんだけどね。

正面に見えているのが雷鳥坂。

まずここを登らないと剱岳登山のスタート地点にも立てない。

真ん中の雪渓の左側の谷のザレ道から登り始め、

途中で右の尾根に乗り、稜線の鞍部まで登りつめる。

鞍部に小さく見えているのが剱御前小屋。

室堂から雷鳥沢まで100mくらい標高を下げて、また450mくらい上がるという(/_;)

今思い出してもこの坂はつらかったなぁ・・・

初日の急登歩きって、いつもなかなか波に乗れないで苦戦する。

ペースが遅すぎるのか速すぎるのか?(イヤそれはない。笑) 

はたまた写真の撮りすぎか。(たぶんこれ?)



AM9:10 雷鳥沢のテント場でお手洗いを借り(なんと水洗!)

小休止の後、いよいよ雷鳥坂へ。

DSC_7636.jpg
大日方面も歩いてみたいが、本日は剱へ。


日陰のないザレ道は、1週前の槍沢のグリーンバンドと同じカンカン照り。
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快晴なのは嬉しいが、暑さが身にこたえる。

今日は荷物も重いせいで、どんなにゆっくり歩いても汗が噴き出る。
DSC_7643.jpg


そんな中、ハクサンイチゲとチングルマの白い帯が目に涼を感じさせてくれた。
DSC_7639.jpg


ひぃふぅ登って、ようやく雷鳥沢のテント場が小さくなった。
DSC_7646.jpg
一段上に雷鳥荘、さらにもう一段上にホテル立山&室堂ターミナル。

奥の山は室堂山と浄土山。

さっきまであっち側にいたのにね。


さあ、あとひと踏ん張り。
DSC_7652.jpg


タカネヨモギ
DSC_7651.jpg

トウヤクリンドウとイワツメクサ
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気の早い子がもう秋の準備を始めていた。
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雷鳥沢から2時間ほどえっちらおっちら登って、

AM11:20 剱御前小屋到着
DSC_7657.jpg
見た目はシンプルな感じの小屋だが、中には休憩コーナーもあり

よく冷えたビールやジュース、軽食の用意もあった。

小屋番さんも感じ良く、泊まってみたいと思う小屋であった。


登ってきた雷鳥坂を振り返って。
DSC_7663.jpg
地獄谷もよく見える。ワタシ、よく登りました◎

そろそろお昼なので、小屋前でランチ。

下界で仕入れてきた、ます寿司のおにぎりをほおばる。

少しガスが出てきて、反対側に見えるはずの剱もよく見えない。

その姿を拝ませてもらえるのは、もう少しお預けのようだ。


小屋前には、剣御前へと続く道。
DSC_7658.jpg
ここを経由して剱岳へ行けるのはエキスパートのみ。

山頂までピストンで行くことは私でもできると思うが、

明日のアタックに備えて無駄な体力の消耗と怪我のリスクは避けたいので、

今日はパス。


PM12:10 ランチの後は、剱沢へ下る。
DSC_7659.jpg

ザレ道のトラバース。
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いま標高を稼いだばかりなのに、また下らされる

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そして、見えてきた本日のテン場、剱沢。
DSC_7674.jpg

振り返ると、今いた剣御前小屋が小さく。
DSC_7679.jpg

そして、目の前に


ようやく見えてきた



剱岳!
DSC_7678.jpg
・・・半分隠れてるし。


PM12:40 剱沢テント場着

テントは多いが、張るスペースは十分にあった。
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落石の危険があるのであまり山側近くに張らないように注意を受け、

結局水場近くの平らなところを見つけて設営。


AM13:40 夕ご飯まで時間を持て余しそうなので、

お土産でも物色しようかと剱沢小屋へ。
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水場前の道を5分ほど下りたところが小屋らしい。屋根が見えている。



剱沢小屋への道を下っていると、上ってくるトレイルランナーさんとすれ違った。

女性ランナーさんだな、と思い挨拶しようと顔を見てびっくり。

ラン友のKちゃんであった。
C360_2013-08-16-13-52-26-900.jpg
なんという偶然!!

聞けば、TJARに向けての練習とのこと。

馬場島から剱を登ってきて、今日はこれから立山を縦走し五色ヶ原まで。

そして翌日は薬師・鷲羽を超えて槍から上高地へ下りるプラン。

私が歩いたら10日くらいかかりそうな行程を、彼女たちは2日で(・・;)

しかし、日本海から太平洋まで1週間で横断するには、

それ位のペースでないとダメなのだ。

すごすぎる!無理せずに、だけどがんばって!!!

と激励し、見送った。



剱沢小屋は、木の香りがしそうな、新しく綺麗な宿だった。
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小屋の正面には、剱岳ドーン!
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手前から一服剱、前剱。剱岳本峰は少し雲に隠れている。

今日登ってきて感慨に耽っているのか、

明日のアタックに備えてのイメトレなのか、

山ガール風の若い女の子たちが、神妙な面持ちで

いつまでもその岩肌を見つめていた。



剱沢小屋でジュースを買って、小屋前のベンチで小一時間ほど時間をつぶしたあとは

テントに戻って夕ご飯の支度。

マイテント内から見た剱、ようやくその全姿を見せてくれた。
DSC_7709.jpg
我ながらいい場所に張ったもんだ。フフン♪



明日。

登れるのかな、私?

きっと登れるよね、お天気さえ良ければ。



好天を祈って、

PM7:30 就寝。




剱アタックの2日目に続く。






昨日のおんたけスカイに出場されたみなさん、お疲れ様でした!

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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: ・・・すごい。

    郡司蒼さん

    テン場までですよ~^^;
    山頂ピストンは軽くしてます。
    山ガールさんたち、偶然に
    ちょうどいい被写体が現れてくれました♪

  2. 郡司蒼 | URL | 0QPgEup2

    ・・・すごい。

    17kgの装備で剱まで行かれたのですか。
    すごい。
    剱を見つめる山ガール3人組の写真に魅かれました。
    Mikiさん同様、筋金入りなんでしょうね。
    突き抜けたところ大好きです。


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