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吊尾根&前穂はぜったい奥穂より難しいと思う。 北ア day3 その2

2013年11月02日 05:55

これまでのおはなし <day1> <day2-1> <day2-2> <day3-1>


DSC_9650.jpg
南稜の頭からジャンを振り返って



朝イチのオクホを楽しんだあとは、吊尾根から重太郎新道で上高地へ下りる。

途中、前穂へ立ち寄って。


考えてみたら、名前からしてなんだかすごくない?

吊り尾根』って。

DSC_9659.jpg
吊尾根。


剱のカニのたてばいよこばいだって、槍の垂直ハシゴだって、

楽しい!としか思わなかったのに、

この吊尾根は、意外と手ごわかった。

少し弱気になり、自信を失くしてしまった。

今回は、そんなちょっとほろ苦い思い出の記録。


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オクホを下り、この絶景にも別れを告げる。
DSC_9646.jpg

吊尾根と言っても尾根の真上ではなく、若干飛騨側を巻き気味に歩くのだ。

北側は雪がついているので気を付けて下る。
DSC_9651.jpg

このルート、穂高岳山荘~奥穂間よりは明瞭ではない。

道らしい道ではないところもあり、マークがあっても見落としがち。

先行の方々。え、あんなとこ登るの!?
DSC_9652.jpg
…と思ったら、コースが見つけられず立ち往生していたようだ。

遠くから見ると左に○印があるのがわかるけれども、近づいてみると気づきにくいのだ。

この方々は団体ではなく、それぞれ単独か2~3人のグループ。

それが皆してこの状態なのだから、なかなか難しい。



なんとか無事切り抜けると、次は鎖。
DSC_9654.jpg
大した難易度ではないように見えるが、実際の斜面は写真より急勾配。

しかも、岩が、なめた釘の頭のようにつるつるした表面で、

手足をかけるところが見つけにくく、鎖に頼るしかない。

お尻をついて五本足で下りたいが、パックに外付けしているポールやマットが邪魔…

斜め掛けしていたポーチ、首から下げているデジイチなども

足元の視界を邪魔する。

せめて体の前の物はクサリに取りつく前に全部パックの中に入れておくべきだった。

途中ではどうしようもないので、ゆっくりゆっくり、そのまま下りる。



安全なところまで下りたら、一呼吸。

乗鞍岳が雄大に裾野を広げている。
DSC_9658.jpg
大きいなぁ。手前の焼岳と比べると余計。偶然写り込んだ鳥さんは、ホシガラス?


一休みしたら、再装備。

身体の前にぶらさげていたものはパックの中へ。

マットやポールなどしまえないものは、バンドの緩みを締めなおす。

気持ちを引き締めて、出発。



いったん左側が切れて、眼下に涸沢が見えてきた。
DSC_9661.jpg
一日前、あそこから見上げていた尾根を今、歩いていることを実感。



再び右側を巻くようにトラバース。
DSC_9659.jpg


道幅は結構細い。
DSC_9662.jpg
巻くので高低差はそれほどないが、右(飛騨)側は常に切れ落ちている。


イメージとしては、宝剣山荘から木曽駒ヶ岳に向かうときに、

中岳を登らずに木曽側に巻く道があるが、あんな感じ。

木曽駒のトラバースは短いが、ここは結構長い間、

このような細く片側が切れ落ちた道が続くので、

身体や足は疲れないが神経が疲弊する。



ところどころ、岩の上り下りもあり、

そのたびに背中のパックの重さと嵩が気になる。

思うように歩けなくて、トゲトゲしてくる。

気持ちを静めるために、ときどきわざと立ち止り、写真を撮る。

西穂が近づいてきた。
DSC_9663.jpg
ピラミッドピーク、チャンピオンピーク、山頂…かな?

すんごい手ごわそうだけど歩いてみたい。でも来年の夏だね。



そして、視線を右方向へずらすと、今下りてきた奥穂。
DSC_9665.jpg
右の方、山腹にナイフで傷をつけたようなトラバース道。

しっかしまあ、あんなとこよう下りてきたわ。自画自賛。




紀美子平の直前、最後にもうひと岩越えるのだが、

これが一番手ごわかった。(若干泣きが入った。笑)

クサリなどの人工物は無いので、自分で考えて手足を置くわけだけれども、

オクホから歩いてくる場合、岩を乗越したあとの下りがほとんど垂直。

下がよく見えず、足場を探すのに手間取った。



どっと疲れて、1時間半のCTのところ2時間もかかって紀美子平到着。
DSC_9667.jpg
…他の方のブログなどで知ってはいたが、紀美子平、ぜんぜん『平ら』じゃないし。




思ったより時間がかかってしまったが、ここまで来て前穂に登らずには帰れない。

行動食でぱぱっとランチの後、パックをデポして空身で前穂アターック!!


って、また岩ですか…
DSC_9669.jpg

岩登り好きだったんだけど、嫌いになりそう…
DSC_9670.jpg



紀美子平から前穂は、多少ザレ道みたいなところもあるが、ほとんどはガレ&岩よじ登り系。

足届かんわ!などと文句をたれながら、CT30分のところ40分かかって、なんとか山頂到着♪
C360_2013-10-14-10-20-42-194_org.jpg
THE ・ カラ元気。


おお~槍さんがあんな角度に。
DSC_9674.jpg
手前の岩を登る方たちは、登攀の練習?

DSC_9676.jpg

オクホ&涸沢岳、そして白出のコルには穂高岳山荘。
DSC_9675.jpg

あんな小っちゃいよ~。今朝はあそこにいたのに。
DSC_9676ll.jpg

だいぶ時間がおしているので、滞在時間は短めに、来た道を下る。
DSC_9677.jpg
個人的印象では、前穂の下りは奥穂より危ないんじゃないかと思う。

上の写真の箇所はまるで前剱。石なんか落とそうと思ったら落とし放題な感じだし。

丁寧に、慎重に下り、CT20分のところ、まさかの40分もかかって紀美子平着。

ていうかこのコースタイムおかしくない!?

あんな危ないところ、20分でどうやっておりるのかしらん。

(※自分の鈍足を棚にあげております)






さぁて、すでに疲れちゃったけど、実はまだここからが長いんだな。

いよいよ大詰め、重太郎新道へ!

最後まで気を抜かずに下りますよ~




続く♪



長々と引きずってきたレポ、ついに次で終わりでーす★

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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    心の月さん

    岩岩ですよね~(笑)
    秋山なのでアレですが、夏ですとこの岩岩の間に
    ひっそりとかわゆいお花が咲いていたりなんかして、
    そういうのを見つけたときの喜びもまた楽しいんですよ♪
    最近は8月より秋山の方が人気なんでしょうか?
    9月、10月の連休はどの山も混んでいたみたいです~
    でもね、オクホの山荘のテラスには小学生もいましたよ!!!
    いつか行ってください、ご自身の眼で美しい景色を見ていただきたいです。
    新しい目標が出来るって楽しいですね☆

  2. 心の月 | URL | -

    いや~~~凄い岩!岩!岩!

    そして、どんな場所にも人間がいるのがビックリ!!(笑)
    下の記事ですが、行列が凄いですね!
    みんな凄いな~。

    でも、景色が素晴らしいですね^0^
    いつか、いつか行けるように経験を積もう!と
    思いましたよ^0^

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