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駒峰ヒュッテ&空木岳からの最高に美しい夕日【初の中央アルプス縦走(空木岳~千畳敷)ソロ山行】その3 

2011年10月07日 06:19

その2の続きです その1はこちら


長い長い池山尾根を脱出し、空木平避難小屋から空木岳の肩にある駒峰ヒュッテをめざす。

沢を詰めて出た場所は、初秋の装いであった。

20110923_09駒峰へ4秋の装い


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20110923_09駒峰へ1赤い実

20110923_09駒峰へ2白い花の種

20110923_09駒峰へ4チングルマだらけ

20110923_09駒峰へ4秋の装い2

富士山と一緒で、目的地は見えているけれどなかなか近づいてこない。
最後のひと踏ん張りが、なかなかきつい
20110923_09駒峰へ6ヒュッテ遠っ


14:55 コースタイム45分のところ、1時間もかかってようやく到着。ふぅ~
池山からたった9.9�。かかった時間は7時間。そのうち歩いたのはおよそ6時間。
20110923_10到着
6時間の歩きって大したことないけれど、この日は結構疲れていた。
寝不足もあったからかな。


分岐を振り返ると、かわいらしい駒峰ヒュッテが。
20110923_10到着2ヒュッテ全貌

さっそく中に入る。
20110923_15靴

20110923_10到着2ヒュッテ内部

聞けば、小屋番さんはまだ来ていないらしい。
とりあえず1Fは食事スペースなので、2Fで寝床を作るようにと他の登山者に教えてもらい、そのようにする。
20110923_10到着2ヒュッテ2F寝床準備
2Fはすでに結構な寝袋の数。スペースを見つけて寝袋を広げる。
この後さらに人数は増え、床が見えないほどぎちぎちに詰めることになるのだが…
(パックの中身を出して足元に敷き、着替えは枕にした。)

2Fでゴソゴソやっているうちに、小屋番さんがやってきた。
精悍な顔つきでよく日に焼けたいかにも「山ヤ」なおじさん。でも、どうもそわそわしている。
聞けば「後で大先輩が来る、いま縦走中」とのこと。
どうやらもう一人の小屋番さんが、千畳敷からこちらに向かっているらしい。
こんなベテランそうな男性の先輩って、どんなイカツイひとが来るんだろう、と思う。

私より後にもどんどん人はやってくる様子だったので、先ほど食べたところだが早めに夕食にする。
写真はテーブルで一人で準備していたら「こっちへいらっしゃい」と誘ってくれたグループのおいしそうなご飯。
20110923_11山飯 他人の鍋
左の女性が、この食材を全部担ぎ上げたというから驚き。
聞けば、百名山はもう制覇して、次はどうしようかな、というところらしい。

ベテランさんならではの余裕の食事内容だ。
自分はフリーズドライ系とパン。軽量化のためそっけない食事であった。

テーブルを囲んだ方たちと、食事をしながら情報交換。
私と同じように池山尾根から来た人、縦走してきた人、伊奈川ダムのほうから登ってきた人、いろいろである。
グループより単独の人が多かったのも驚いた。
単独女性も数人いてお話させてもらい、心強かった。

池山尾根から登ってきた人は、口をそろえて明日は縦走するという。
みんな、すごいなあ。
あなたは?と聞かれて「ピストンで下ります」と小さくなって答えた。

小屋でソロ泊って寂しいかな?と思っていたが、まったくそんなことはなかった。
逆にたくさんの情報を得られて有意義なひと時を過ごさせてもらった。


食事中もどんどん人はやってきた。
そのうちの一人、小柄な年配の女性が、今日は混むからね!と大きな声で仕切り始めた。
先ほどの精悍な山ヤのおじさんがタジタジしている。

えーっ?まさか、この人が大先輩???
意外にも、かわいらしいお母さんみたいな人であった。

そのお母さんのテキパキした指示にしたがって2Fのスペースがぎっちり満員に。
遅く来た登山者は1Fに、皆の食後に寝床を作ることとなった。

夕方5時過ぎ。夕食も済ませ、早くも寝袋に潜り込む人も。
私はもう少し山の空気を吸いたくて、外に出た。

すると、雲に隠れていた御嶽山が見えているではないか!
20110923_11御嶽山とベル

目の前の空木岳もくっきり。
20110923_11姿を見せた空木岳
ハイマツとウラシマツツジの緑と赤のコントラスト、そして岩の見事な配置。
自然ってクリエイティブだなあと思う。

小屋の南側と東側にはテラスが作られている。
雲が切れ、東側のテラスからは通ってきた池山尾根と避難小屋、そして駒ケ根市街が一望できた。
20110923_12駒ヶ根市街3と避難小屋

いてもたってもいられなくなり、慌ててダウンジャケットを取りに小屋の中へ。
今から空木岳アタックだ!!

山頂までは100m弱、10分位だろうか。
無心に登っていく。

途中、御嶽山がよく見えた。西日のシルエットが美しい。
撫でるように雲がかかっている手前の稜線は、千畳敷への縦走路である。
20110923_13御嶽山3

振り返ると、駒峰ヒュッテが小さくなっていた。
20110923_13駒ヶ根市街と避難小屋

右手には木曽駒と宝剣も姿を見せてくれた。手前は桧尾岳。
20110923_13桧尾岳と宝剣

山頂到着。
20110923_14道標と南駒

なんとか日没に間に合った。
20110923_14日の入り

山頂には、先客が一人だけ。
日の入りにぼうっと見とれていると、こっちもきれいだよと案内され、行ってみる。

そこには、ピンク色に染まった赤椰岳と南駒ヶ岳があった。
20110923_14南駒と赤ナギ

20110923_14南駒と赤ナギ2

南駒の向こうには、ディープな中央アルプスが
20110923_14南駒稜線奥

雲の動きが速い。宝剣にかかっていた雲も数分でとれていた。
20110923_14桧尾岳と宝剣2

ヘッデンを持ってきていないことに気づき、暗くなるまえに下山。
ヒュッテの南テラスから再び撮影。
こんな贅沢な景色を見られるなんて、駒峰ヒュッテでしかできないことだ。
20110923_14桧尾岳と宝剣3テラスから

先週はあそこに登ったんだよなぁ…
20110923_14御嶽山2

外で一服していた人が、撮ってあげようか、とシャッターを押してくれた1枚。
20110923_14御嶽山3と私

「あーごめん、暗くて顔が映らないや~」
「いいんです、そのほうが(笑)」

東のテラスからは夜の帳を下しはじめた駒ケ根市街の夜景。
奥の稜線は左が八ヶ岳、右は南アルプス。
20110923_15駒ヶ根市街の夜景

甲斐駒、仙丈、北、間、農鳥。そして月。
20110923_15南アルプスと月


最後の最後に素敵なご褒美をもらえて、明日も頑張れそうな気がしてきた私なのだった。

この景色、ずぅっと眺めていたかったけれど、明日のことを考えて寝袋に潜り込む。

8時の消灯時間ぎりぎりまで地図とにらめっこしながら…




ご笑覧ありがとうございます
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次回は「中央アの絶 縦走路は絶品」の巻をお送りします♪



※)週末はまたどこかの山に篭りますので、更新は週明けになります。
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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: タイトル通り 「最高に美しい夕日」 ですね。

    ウリャ~さん

    ウリャ~さんのピシー!ピシー!が出ましたね(笑
    それはそうと、御嶽山登頂おめでとうございます☆
    私も初登山(登山を初めよう!と意識して登った)は御嶽山でした。
    これから冬山ですが、ウリャ~さんはいきなりアイゼンとかスノーシューとか買っちゃいそうな勢いですね!


  2. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: 写真見てたら、またコメントしたくなってしまいました。

    devilmanさん

    影笠!影槍も見たいですが、こちらも見てみたいですね~
    朝陽、夕陽の山は、写真に切りとってしまえば美しい一瞬は残せるけれど、その時間の刻々と移り変わる儚い美しさを味わえるのは、その時その場にいた者にしか与えられない特権ですからね。
    あの美しさはきっと一生忘れないと思います。
    そして、そんな感動を与えてくれた空木岳に感謝です。


    > http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-832.html
    > 台風の合間に登って、笠が岳山荘の下のテント場から、夕食後に空身で登ったら誰もいなくて、影笠や雲のダイナミックな動きに見とれていたことを昨日のことのように覚えています。
    > きっと、Mikiさんもこの空木岳の素晴らしい夕日、ずっと思い出に残るんじゃないかな。ひとりで初めて登って、一人で眺めたことを。

  3. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: 感激されたでしょう?

    devilmanさん

    本当に。単独だからこそ味わえる感動だったと思います。
    中央アルプスがここまで美しいとも予想していませんでしたし。
    小屋も単独の方が多かったからなじめました。
    縦走レポでも書きますが、途中すれ違ったのも単独の方が多かったです。
    中央は単独を引き寄せる山なのかしらん?笑

  4. ウリャ~ | URL | z2Xy7H.g

    タイトル通り 「最高に美しい夕日」 ですね。

    最初の花、最後の夜景?と言い、ほかにも沢山綺麗な写真が一杯です。

    これを見れば誰だって行きたくなります。(^^)

    今に見ていろ!僕だって。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

  5. devilman | URL | -

    写真見てたら、またコメントしたくなってしまいました。

    改めて写真を拝見すると、やっぱり、むくむくと登行意欲がわいてきましたよ。行きますよ、中央アルプス。
    夕刻の山々、すごいですね。
    たった一人で眺めた、笠が岳の夕日のことを思い出しました。
    http://cb250rsz.blog104.fc2.com/blog-entry-832.html
    台風の合間に登って、笠が岳山荘の下のテント場から、夕食後に空身で登ったら誰もいなくて、影笠や雲のダイナミックな動きに見とれていたことを昨日のことのように覚えています。
    きっと、Mikiさんもこの空木岳の素晴らしい夕日、ずっと思い出に残るんじゃないかな。ひとりで初めて登って、一人で眺めたことを。

  6. devilman | URL | -

    感激されたでしょう?

    素晴らしい時間でしたね。
    お一人で登られ、山頂で夕刻の山々を堪能されて、ほんとうに感動されたのではないかと思います。
    そこのところは、とても共感できました。
    自分一人で実現できた、その瞬間。

    でも、中央アルプスもこんな具体的に稜線の様子を見たのは初めてなので、なかなか行きにくいけれど、いつかはチャレンジしてみたいと思い始めました。

    避難小屋の雰囲気、東北の山小屋に似ていますね。みんながその小屋を当てにして集まってきて、楽しい雰囲気が出来上がってくる感じがね。

    縦走編が楽しみです。

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