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中央アの絶品縦走路【初の中央アルプス縦走(空木岳~千畳敷)ソロ山行】その4 

2011年10月12日 12:47

その3の続きです     その2はこちら その1はこちら



8時の消灯後。
寝袋にくるまってぬくぬくとしながらも、明日のことを考えるとまだ眠れないでいた。

夕食時、私の前に座っていた男性は7時間で縦走してきたらしい。
横に座っていた単独女性は明日縦走予定とのことで、熱心に話を聞いていた。


男性 「岩稜歩きが嫌いでなければ大丈夫ですよ」
私、心の声 (えー!私岩場大好きです!!)
男性 「いわゆる、槍とか剱とかみたいなね」
私、心の声 (ゲッ…)
単独女性 「それならどっちも登りました。しっかり鎖とか梯子ついてるし、ああいうところは全然平気なんですよ。」
私、心の声 (………………汗)
男性 「じゃあ全然大丈夫。熊沢岳まで少し大変なところがあるけど、そこから向こうは厳しくないですよ」
単独女性 「でも私、歩くのが遅いから時間が心配。ロープウェイは5時までは営業してるらしいけど」
小屋のお母さん 「あのね、縦走7時間なんてのは若い人の話。10時間見といたほうがいいよ」



いろいろな話を聞いて、頭がぐるぐるしてきた。

でも、自分の気持ちには嘘はつけない。

やっぱり縦走してみたい。たとえ10時間かかっても。




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翌朝。4時過ぎからゴソゴソ物音。
早出の人が準備を始めたらしい。
私も起きだして準備する。
10時間かかるなら、遅くとも6時前に出なくては。
朝食を済ませ、寝袋の中でゴソゴソと着替えをし、パッキングをしていよいよ出発。

小屋のお母さん「どちらへ行きますか?」
私「千畳敷まで縦走することにしました」
小屋のお母さん「そう、がんばってね。伊那側はいいけど木曽側を巻くとき風が強いことが多いから気を付けて」
私「ハイッ!ありがとうございます。お世話になりました」
小屋のお母さん「こちらこそありがとう。気を付けていってらっしゃい」

小屋番さんとの会話にほっこりして外へ出る。
なんとかご来光に間に合ったようだ。

仙丈ケ岳の真上から朝日が昇ってきた
20110924_01仙丈ケ岳1ご来光

御嶽も姿を現した。雲海を携えて静かにたたずんでいる
20110924_01御嶽

木曽駒は「お前は本当にここまで歩いて来れるのか?」と問いかけてくる
20110924_01木曽駒と北ア

八ヶ岳には、「やってみろ」と背中を押された気がした
20110924_01八ヶ岳と池山尾根

振り返ると、オレンジの空木が私を待っていた「早く登っておいで~!」
20110924_01空木1

う~んわかった!今行く!!


一目散に登り始める。バイバイ、駒峰ヒュッテ。
20110924_02駒峰ヒュッテ

山頂にて私の代わりにバックパックが記念撮影。
20110924_02空木山頂ザック
ここからいよいよ縦走だ。

御嶽が見守る中、手前の稜線を行く。ホントに歩けるのかな?
20110924_03御嶽と縦走ルート

あちこちに霜柱が
20110924_03霜柱

最初の難所を下る。切れ落ちているので、落ちたら谷底までまっしぐら
20110924_04岩下り

ここは大丈夫だが、ザックの外付けマットが邪魔だった
20110924_05岩乗り越え

木曽殿山荘が真下に小さく見えた
20110924_05木曽殿へ下る
向かい側の尾根は東川岳。一旦下ってまたここを登り返すのだ。

もう少し…
20110924_05木曽殿へ下る3

到着!この先お手洗いはなさそうなので、ここでトイレ休憩
20110924_05木曽殿へ下る4

振り返ると、南駒。やはり美しい山だ。
20110924_06木曽殿から南駒

さあここから東川岳へ。ジャケットを脱ぎ、日なたの稜線歩きの始まり~
20110924_07_1木曽殿から東川岳へ

半分ほど登ったところで振り返ると、今さっき下ってきた空木の尾根道がよく見えた。
実に340mの急降下。逆コースで登るのはしんどそうだ。
20110924_07空木の急斜面を振り返る
右下に小さく見えている赤い女性は、昨日の小屋でご一緒した例の「剱岳の君」。

東川岳山頂から振り返って見た空木。
20110924_08東川岳山頂から空木

登山道は右に左に巻いている部分が多いが、たまに稜線歩きとなるところもある。
そんなところは、左右の景色を堪能しながら歩ける。

幾重にも重なる山並みの向こうに、塩見岳と富士山
20110924_08富士と塩見

まだまだ先は長い。どんどん歩いていく。
途中でまた振り返ると、空木から南駒までを1枚に収めることができた。
20110924_09空木を振り返る

赤い丸い屋根の桧尾岳避難小屋がぽつんと
20110924_09桧尾避難小屋遠景

左には三の沢岳も見えてきた。
20110924_09木曽駒と三の沢岳

熊沢岳山頂!ここはぐるりと360度見渡せる絶景ポイント。
20110924_10熊沢岳山頂
20110924_10南ア
10分ほど休憩しながらマッタリ景色を堪能していたが、誰も通らなかった。
こんな景色を独り占めできるなんて、最高の贅沢!

さあ、出発。まだまだ先は長い。この稜線をずうっと左奥の宝剣手前まで歩くのだから。
20110924_10縦走路

時折、ハイマツの中を掻き分けるように進む箇所もある。
20110924_11ハイマツくぐり

登って~
20110924_11岩のぼり

下って~
20110924_11岩下り

の、繰り返し。

珍しく、団体さんとすれ違った。カラフルなザックが緑に映えて可愛い。
20110924_11縦走する団体




桧尾岳以降は、次へ続く…


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コメント

  1. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: 山に行く理由・・・絶品がついてくる

    ウリャ~さん

    ロッテリアの絶品チーズバーガーの「絶品」ですよ~(笑
    本音を言えば、10時間という時間以上に気にしたのが、自分の現状の技術力で、誰にも迷惑かけることなく安全に通行できるか?というところでした。
    結果として、気象状況に助けられた部分は大いにあると思います。(晴天が保障されていなければ縦走していませんでした)
    以前、登山は知的なスポーツであると日記に書いたことがありますが、行ってみたい気持ちだけで行けるわけでもないところがまた山のむずかしさであり面白さであったりしますね。

  2. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: ありがとう

    mimiさん

    ご覧いただきありとうございます。
    トイレ、大丈夫でした?
    縦走されたと聞いて、まずそこが一番に思い浮かびました…
    池山尾根はともかく、稜線上のお花摘みはなかなか厳しいものがありますよね。
    って話が逸れてすみません^^;

  3. Miki@宵の明星 | URL | -

    Re: すっごい天気

    devilmanさん

    日頃の行いはアヤシイですが(笑
    お天気が保障されていたこと、前日の強かった風がほぼ止んでいたことも背中を押してくれました。
    山行はホント、天候に左右されますよね。

  4. ウリャ~ | URL | z2Xy7H.g

    山に行く理由・・・絶品がついてくる

    >いろいろな話を聞いて、頭がぐるぐるしてきた。

     でも、自分の気持ちには嘘はつけない。

     やっぱり縦走してみたい。たとえ10時間かかっても。


    自分はまだひよこなので、意見できる立場ではないですが・・・

    まさにこれが山登りの基本スタンスなんだと思います。

    山って、深いですね。。。完全に目が覚めた気もします。

  5. mimi | URL | -

    ありがとう

    10/8・9で同じルートを歩いた私にとって、その3まではとても参考になりました!!
    感謝です☆
    そしてこのその4は、うんうんそうだったとまだ鮮明に記憶があり楽しませてもらいました♪
    Mikiさんの時も私の時もお天気最高だったので、本当に美しい縦走路でしたよね~。
    素敵な写真がたくさんでつづきが待ち遠しいです(*^。^*)ノ

  6. devilman | URL | -

    すっごい天気

    こんなお天気、望んでもそう望めるものでもないですよね。
    日頃の行いの良いせいですねっ!
    長駆の縦走、続きが楽しみです。

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